2010.
03.
12
20:48:51
先日家人が
「ストーンズの『メインストリートのならず者』は
本当にストーンズのファンかどうかを試す踏み絵だ」
と申しまして。

なるほど、ワンコードセッション的でブルージーな曲が
2枚組のボリューム。
こういっちゃなんですけど、つかみどころがない。
この2枚組を通して聴くのは結構ハードル高いかも。
更に家人が言うには
「キャッチーなのがいいなら、他のイギリスの
ビートバンドものでも聴けばいいし。」
なるほど。それもそうだ。
それで思い出したのが、Curtis Mayfieldの
"There's No Place Like America Today"

展開らしい展開がない曲ばかり。
音圧も恐ろしく低め。猛烈に抑制が効いています。
少ない音数がピーンと張りつめた空気感を醸し出しています。
前後のアルバムにもこれっぽい雰囲気の曲はあるんですけど、
アルバム全体が張りつめた空気感で貫かれているのはやはりこのアルバム。
つかみどころがないといえばないのですが、
ピリピリ感をアルバムを通して堪能できるこのアルバムが
カーティスの最高傑作アルバムという意見も、なんか分かる気がします。
ある意味これこそカーティスファンかどうかを見極める踏み絵なのかも。
でもなんだかんだでキャッチーな曲が好きな私には難解です。
ロックとかブルースが心に響く人でないと難しいかも。
やっぱり私は当たり前に1stが好きですね。
あとなぜか評判悪いけど、「アメリカ・トゥデイ」の後の
"Give, Get, Take And Have"とか"Never Say You Can't Survive"
辺りのアルバムが名曲が多くてかなり好きです。
この辺りは重厚なオケに聴き応え十分な歌が乗るという、
ソウルの基本スタイルにより近いんですよね。まだまだ音圧低めだけど。
それにカーティスのアコギが優しく絡んでくるんですよ!
なんで評判悪いんだろう。。。Soul度が高いから?
"Give, Get, Take And Have"
"Never Say You Can't Survive"
不思議なもので、カーティスがプロデュースしたアーティストの作品は
自分名義の作品よりずっとソウルフルなんですよね。
特にサントラ作品はホント素晴らしい!
そして、後者の2枚はカーティスがプロデュースした他のアーティスト作品に
より近い気がします。
「アメリカ・トゥデイ」に慣れた耳には平凡に聴こえるかもしれないけど、
慈愛に満ちた後者2つはストレートに心に沁みてきます。
The Staple Singers "Let's Do It Again"
Gladys Knight & The Pips "Claudine"
Aretha Franklin "Sparkle"
そういえばカーティス本人名義のサントラはとてもソウルフルかつファンキーです。
サントラだと音圧が上がりますね。


カーティスの世界は優しくも哀しいです。
「ストーンズの『メインストリートのならず者』は
本当にストーンズのファンかどうかを試す踏み絵だ」
と申しまして。

なるほど、ワンコードセッション的でブルージーな曲が
2枚組のボリューム。
こういっちゃなんですけど、つかみどころがない。
この2枚組を通して聴くのは結構ハードル高いかも。
更に家人が言うには
「キャッチーなのがいいなら、他のイギリスの
ビートバンドものでも聴けばいいし。」
なるほど。それもそうだ。
それで思い出したのが、Curtis Mayfieldの
"There's No Place Like America Today"

展開らしい展開がない曲ばかり。
音圧も恐ろしく低め。猛烈に抑制が効いています。
少ない音数がピーンと張りつめた空気感を醸し出しています。
前後のアルバムにもこれっぽい雰囲気の曲はあるんですけど、
アルバム全体が張りつめた空気感で貫かれているのはやはりこのアルバム。
つかみどころがないといえばないのですが、
ピリピリ感をアルバムを通して堪能できるこのアルバムが
カーティスの最高傑作アルバムという意見も、なんか分かる気がします。
ある意味これこそカーティスファンかどうかを見極める踏み絵なのかも。
でもなんだかんだでキャッチーな曲が好きな私には難解です。
ロックとかブルースが心に響く人でないと難しいかも。
やっぱり私は当たり前に1stが好きですね。
あとなぜか評判悪いけど、「アメリカ・トゥデイ」の後の
"Give, Get, Take And Have"とか"Never Say You Can't Survive"
辺りのアルバムが名曲が多くてかなり好きです。
この辺りは重厚なオケに聴き応え十分な歌が乗るという、
ソウルの基本スタイルにより近いんですよね。まだまだ音圧低めだけど。
それにカーティスのアコギが優しく絡んでくるんですよ!
なんで評判悪いんだろう。。。Soul度が高いから?


不思議なもので、カーティスがプロデュースしたアーティストの作品は
自分名義の作品よりずっとソウルフルなんですよね。
特にサントラ作品はホント素晴らしい!
そして、後者の2枚はカーティスがプロデュースした他のアーティスト作品に
より近い気がします。
「アメリカ・トゥデイ」に慣れた耳には平凡に聴こえるかもしれないけど、
慈愛に満ちた後者2つはストレートに心に沁みてきます。



そういえばカーティス本人名義のサントラはとてもソウルフルかつファンキーです。
サントラだと音圧が上がりますね。


カーティスの世界は優しくも哀しいです。
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