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主にひと昔前の音楽についていろいろ書いてみます。
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Posted by mayu
 
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私から見たマイケル・ジャクソン
なかなか今のご時世、この人のことをあーだこーだと語り辛いものがありますが
(といいつつ、実は結構あちこちで語っているんですけど)
大御所ベリー・ゴーディネタついでに、恐れ知らずで書いてしまおうという訳です。
特に歌について。
節回しは完全にスモーキー・ロビンソンのそれを踏襲していますね。
リズムもいわゆるセカンドラインとかバックビートとかいう、
裏拍にアクセントを置く感じで、要はJB風ですね。
面白いことに、メロは律儀に表のリズムを刻みがちなPIRでも
ウラウラなリズムにしちゃっているんですね。
多分これは自己流に変えちゃったんだろうけど。
そんなこんなで、歌うまいですね。
ブラックミュージックのエッセンスをうまく消化していると思います。

と言えば軸足を黒人音楽に置いている人っぽいんですけど、
なぜか全然黒さを感じないんです。

いろいろ理由を考えましたが、声のせいですよね。きっと。
甘いファルセット気味の声なのになぜ黒く聞こえないかといえば
線が細いから。臭さというか、野性味が感じられないんです。
マーヴィン・ゲイやスモーキーのような甘い声で歌うシンガーですら
実はかなり野太い声ですよね。
その手の臭いがマイケルからは漂ってこないんです。
言い換えれば洗練されている、ってことかも知れません。

重厚なソウルのサウンドに対して、歌声が軽いんです。
子供声の時は、子供故の甘い臭いが漂っていたのでいいんですが、
声変わり後は特にその軽さが際立ちます。
節回しがうまいせいか、あからさまに軽くは聞こえないですけどね。
で、この軽さが80年代サウンドと実にマッチしているんですね。

☆比較
Gamble & Huff制作の"Show You The Way To Go"


セルフプロデュースの"Blame It On The Boogie"


1年違いだけど、セルフプロデュースの方が軽めに聴こえます。
速めで、この方がマイケルの声に合っています。
特にスリラー以降はサウンドも完全80年代西海岸ロックですからね。
黒人臭さを微塵も感じさせません。
黒人っぽくない黒人だったところがマイケルの魅力の源なのかもしれません。

ちなみにダイアナ・ロスも同じように感じます。
この2人の歌は、R&BチャートよりもPopsチャートの方が上ということが
ままあったというのは道理ですね。
といってダイアナ・ロスに西海岸ロックは無理なんでしょうけど。
マイケルみたいなポップなメロも書けないし。

かく言う私も"Off The Wall"までは好きですよ。
黒くはなくても歌うまいし、切なさもあります。
Thriller以降は全然切なくなくなっちゃったけどね。バラードすらも。

でもそんな私の好みを全部差し引けば、やっぱりマイケルの代表作は
"Thriller""Bad"になることは認めざるを得ないでしょうね。
これがなきゃマイケルといえども歌がうまい歌手大勢の中の一人で終わった訳で。

ただ私がじじむさい黒人音楽を愛しているだけのこと。
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Posted by mayu
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